墓じまいとは?
墓じまいについて
最近「墓じまい」という言葉をよく聞きます。
10年くらい前までは、遠方にある郷里のお墓を、お住いの地域の生活県内に引っ越しをする方が多くおられました。
墓石も含めて引っ越しをされる方や、墓石を新しくされる方など、お客様のご要望も様々でしたが、「お墓を残す」という前提でのご依頼が大半でした。
最近では、郷里の墓石は処分(又は現地の無縁塚に安置)し、ご先祖様のご遺骨を寺院様などへ永代供養を依頼される方が増えてまいりました。
ご遺骨を寺院様の合祀墓へ埋葬する事を「改葬」といいます。
改葬には、法律で定められた手続きが必要になりますが、手続きにつきましては、あらためて別項で説明させていただきます。
ご先祖様のご遺骨は、寺院様などへ合祀してしまいますと、後々返還には応じていただけませんので、ご遺骨の改葬先は慎重に選んでください。
ご先祖様が生まれ育った地へ改葬するという考え方もございますが、墓じまいに至った理由の中には、遠くてお参りに行きにくいという事もあるのではないかと思われます。
ご自身の生活県内に改葬して、「今まで中々お参りに行けなかった分まで、これからはお参りしよう!」という方もおられると思います。
これらがご縁で、遠い将来にご自身がお世話になる寺院様と仏縁ができる方も少なくないようです。
宝善院墓地では、「みちびき地蔵尊の永代供養塔」という合祀墓をご用意しております。
また、各家毎に埋葬していただける墓石タイプの永代供養墓「禅林壇」もございます。
どちらの墓所も、先祖代々のご遺骨を改葬していただく事もできます。
毎年の3月と9月には、埋葬された方々の総回向法を厳修し永代に亘りご供養が行われます。
「墓じまい」と一言でいいましても、ご家族がおかれています状況や菩提寺様との関係、捻出可能な費用など、一括りには説明し難い内容が含まれてしまいます。
宝善院では、これらの状況を踏まえてご相談いただけます「仏事相談」も受け付けています。
電話でのご相談も可能ですので、お悩みの方はご相談ください。
宝善院 電話0774-32-4683
執筆
永代供養墓施工
有限会社オフィス石太郎
店長 柳田貴人
京都市南区西九条蔵王町11
電話 075-693-7345
URL http://www.ishitaro.jp/