2018年2月12日
永代供養の「合祀」とは、どのような納骨の方法ですか?
「合祀」は、「ごうし」と読みます。
合わせて祀る(まつる)という意味です。
同じ意味で、合葬(がっそう)という言葉もあります。
故人様の遺骨を、合同のお墓において、他の方と一緒に納骨するものです。
合祀永代供養墓「みちびき地蔵尊」(京都 宝善院)
- お墓の跡継ぎがいない
- 息子・娘に迷惑をかけたくない
- 家族・親族間の事情
- ご葬儀などの後で、お墓にかける費用の捻出が困難
- 無縁墓等による墓じまい
等々、入られる経緯は様々ですが、一つの拠り所として合祀のお墓があります。
費用の面で負担が少ないのも特徴です。ほとんどの合祀墓が維持費等もかかりません。
ただ、注意が必要なのが、遺骨の返還が出来ないことです。
納骨を決められるときは、一人で決めずに、家族・親族と話し合い決定するようにしましょう。
また、生前予約をされる場合は、必ず近親者にどこのお墓に入るかを伝えておくようにしましょう。