2018年4月22日
法事の会食「普茶料理」
宝善院では、納骨や三回忌等の法事の際に会食として「普茶料理」を召し上がって頂けます。
仕込み等がありますので、ご希望の場合は予約(電話)が必要になります。
3月にですが、京都新聞の記事に当院の普茶料理を紹介頂きました。インターネットのページでも記事が見れるらしく、知人に教えて頂きました。下に貼っておきますので、よろしかったらご覧下さい。
普茶料理とは
この山城の地に伝わる350年伝統の精進料理です。個々にお膳があるのではなく、四人一卓で大皿に盛られた料理を分け合って食べるのが基本です。「席に上下の隔たりなく、同じものを同じだけ」という教えから、分け合って食べる作法がきています。
料理の名前「普茶」は、「普く(あまねく)大衆と茶を共にする」という意味が由来です。
「普く」は、全てのもの・全ての方を指す意です。
「茶」は、黄檗宗の作法の茶礼(されい)というものからきています。「茶礼」は、大きな法要や行事の始まる前や後に、それに携わった全ての方と一同にお茶を飲むものです。今でいう、会社の朝礼や終礼の様なものととらえて下さい。
その「茶礼」の際に、ねぎらいの料理として出されたのが始まりとされています。