2018年1月26日
宝善院墓地の達磨さん
遅くなりましたが、新年の慶を申し上げます。
皆様におかれまして、輝かしい年になりますよう祈念致します。
先日まで、群馬県高崎市にあります少林山達磨寺様へ加担の為に行っておりまして、この日になりました。
群馬県高崎市は、日本の達磨生産量が一番の地域で、そこに黄檗宗の達磨寺様があります。
年末年始には、一年お世話になった達磨さんをお寺に納め、新しい達磨さんの授与の為に多くの参拝者が訪れられます。
下の写真は、納められた達磨さんです。これらは全てお焚き上げ供養されます。
写真では分かりずらいですが、積み上げられた達磨さんは3m以上の高さになっていました。
少林山では、達磨さんの絵付けもさせて頂けます。
私も一度してみたく、墓地に飾れる達磨さんの絵付けをさせて頂きました。
絵付け用の達磨さんを頂き、墨で髭などを書いていきます。
髭と眉毛が書けたら、次は腹に文字などを入れます。
今回は、坂村真民さんの詩である”願い”を書きました。
『願い』
花になろう
実になろう
喜ばれる
人になろう
この達磨さんは、宝善院の檀信徒様と有縁者様各家の安寧と繁栄を願い絵付けをしました。
その願意を裏面に書かせて頂いてます。
絵付けを終え、達磨寺様の達磨堂において開眼(かいげん)をしていただきました。
開眼は、達磨さんに一点の目と魂をいれてもらうものです。
祈祷されたお札も一緒に貼って頂きます。
授与いただきました達磨さんは、京都へ持って帰って来ております。
墓地の水場付近にお飾りしています。
お墓参りの際に、手を合わせて頂けたら幸いです。