京都府宇治市の永代供養墓のある墓地

妊娠しているのですが、火葬場へ行っても大丈夫ですか?

先日ありましたご葬儀での話です。

ご葬儀前日のお通夜が終わった後に、遺族の方からご相談を受けました。

その方はお腹に赤ちゃんがおられるのですが、妊婦さんは火葬場には行かない方が良いとどこからか聞いたそうです。火葬を明日に控えていて、どうしたら良いのか分からず困られていました。

 

このことは地域によって様々です。ご葬儀すら出てはいけないとしている所もあります。

無垢な存在の胎児が色々な霊に連れていかれたり、けがされると考えられているからです。けがされた胎児はアザをもって生まれてくるとも言われています。

そこには、妊婦さんの体調への気遣いも背景にある様です。体調を崩しやすい妊婦さんにとって、立っていることの多い火葬場へ行くことは少なからずリスクはあります。

最初にも書きましたが、このことは地域性があります。

同じことで不安な方は、菩提寺の和尚様にお尋ねになられて下さい。

 

火葬に参列する場合は、体調に気を付けて、少しでもしんどくなった時の為に休める場所を確保しておくと良いでしょう。

また、鏡を入れると、その霊を跳ね返してくれるといいます。映る方を外に向けて、腹帯に挟んでおくそうです。

今回、ご相談頂いた方は、腹帯に鏡を挟み参列されていました。

何よりも健康第一です。それはきっと、故人様も考えは同じだと思います。