2017年11月16日
法事の時の服装と持ち物
法事の際の服装と持ち物について特に決まりはありませんが、一般的に喪服か略式の礼服が好ましいとされています。
以前、法事前に施主様から法要の時間を少し遅らせて欲しいとう申し出がありました。理由を聞くと、親族全員が礼服の中で一人うっかり普段着だったらしく、着替えに家に戻したとのことでした。こういった例もありますので、親族間で服装などの事も話せておけたら良いかもしれません。
男女別の服装
男性
スーツは、黒。
ワイシャツは、無地の白。
ネクタイは、黒。
靴下は、黒か紺。
女性
【和服】
喪服または色無地に黒の帯。
【洋服】
スーツかワンピースの黒。
【かばん・髪飾り・アクセサリー】
かばんや髪飾りは黒。
アクセサリーは、真珠などが好ましい。
結婚指輪はつけていても良い。
子ども
学校の制服。
制服が無ければ、大人に準じたもの。
服装以外で、髪形にも気を付けた方が良いです。長い髪は、お辞儀やお焼香の時に邪魔になりがちなので束ねたりすることをお勧めします。また、香水なども控えた方が良いかもしれません。
最後になりましたが、持ち物としてお数珠は必ず持っていくようにお願いします。
前述の通り、法事の服装について絶対にこれでないといけない決まりはありません。また、地方ごとでも習慣があります。前もって、菩提寺の和尚様、親族の方にお尋ねすると良いでしょう。