京都府宇治市の永代供養墓のある墓地

お墓参りは、いつどのような時に行けば良いですか?

先日、知人より仏事の相談というよりも雑談の中でこのような問いがありました。

 

お墓参りは、いつ行くべき?

 

その知人は、毎年お盆には家族でお参りに行っているらしいのですが、自分の近しい方が亡くなり年一回ではなくもう少し行くべきなのかと考えたみたいです。

その方には、いつ行っても良い。行ってはいけない日は無い。日本の風習で、お盆以外も故人様の命日や月命日、お正月、春と秋のお彼岸にはお参りするというのがあることを伝えました。

お正月など、自分の休みの時にお参りに行ってみようという気持ちになっているようです。

 

お墓は、ご先祖様や故人を祀る大切な場所です。また、各家や故人の歩みを伝えている象徴でもあります。お墓まいりは、何かあるごとに、いつでも参るべきところです。

上記の故人の命日以外の日でも、自分自身の人生においての節目にもお墓にお参りをしたいものです。入学や就職、結婚、出産、また人生の分岐点などの悩みがある時などが挙げられます。

いずれにしても、自分自身がお参りに行ける範囲で、ご先祖様に感謝の気持ちと各々が安らかであるようにと手を合わせましょう。また、自分自身の報告であったりを伝えるようにしましょう。

こうしたお墓参りは、可能な限りお子さんまたお孫さんも一緒に参って頂きたいものです。そこでは、親から子へまたは孫へ命の大切さを教える時間でもあるように感じます。なぜ、お墓があるのか。自分たちのご先祖さまは、どのような人であったのか。今ある命の繋がり。などを教え、自分自身においても再確認し、命への感謝を一緒に感じることができるでしょう。

 

少し話は飛びましたが、冒頭でも書きました通り、お墓へはいつでも参って大丈夫です。自分自身がお参りしたいと思う瞬間が、その時かもしれません。可能なら、お墓参りは午前中に。遅くても、日没までにお参りを終えるようにしましょう。